pophint.elでe2wm.elの各プラグインの任意のエントリを簡単に選択できるようになりました
現在の最新バージョンはpophint.elが0.7.0、pophint-config.elが0.9.0です。
pophint.elについては過去エントリを参照して下さい。
ソース置き場:https://github.com/aki2o/emacs-pophint
変更点
- 各ウィンドウ毎に適切なsourceを使ってヒント表示
- e2wm.el向けの設定追加
各ウィンドウ毎に適切なsourceを使ってヒント表示
今まで、全ウィンドウにヒント表示することは可能でしたが、使用されるsourceは全ウィンドウで同じものでした。
しかし、e2wm.elのコードパースペクティブを使っている時、
履歴のバッファ、imenuの関数、といった任意のエントリを同じヒント表示のコマンドで選択したいと思いました。
そこで、あるシチュエーションに対して、それ専用に定義されたsourceを各ウィンドウ毎に適切に選択して ヒント表示ができる機能を定義しました。
e2wm.el向けの設定追加
上記機能の、e2wm.el向けの設定をpophint-config.elに定義しました。
追加されたコマンドpophint:do-situationally-e2wmを実行すると、上記のようにヒント表示され、
任意のエントリを選択することができます。
現在、以下のプラグインに対応しています。
- files
- history
- history2
- imenu
設定
以下のような感じで、e2wm:pst-minor-mode-keymapにキーを追加するのが良いかと思います。
(e2wm:add-keymap e2wm:pst-minor-mode-keymap '(("prefix ;" . pophint:do-situationally-e2wm) ) e2wm:prefix-key)
その他
- 未対応のプラグインは定義を追加する必要がありますが、そんなに難しくはないと思います。
- e2wm.elに限らず、フレーム全体を管理するような拡張には、適合するんじゃないかと思っています。
- 詳しくは、Wikiやpophint-config.elを参照して下さい。
Enjoy!!!