EmacsでPerlのパッケージ構造をdirex.elで表示するplsense-direx.elを作りました
これは何?
慣れたら便利だろなと思っていたdirex.elに、なかなか使い慣れたDiredから移行できなかったんですが、
direx.elで指摘されている問題点を私も感じていたので、最近direx.elを努めて触っています。
で、使っているとdirex.elにも不満というか願望が出てきてプルリク出したりして。
そんな感じでdirex.elの内部をある程度把握できたので、この機会を活用しようということで、
direx.elを使ってPerlのパッケージ構造を表示/移動できる拡張を作りました。
スクリーンショット
特徴
ヘルプ表示
各ノード上で"?"を押すと、PlSenseによるヘルプを表示します。
Perlでオムニ補完を実現するPlSenseを作りました - 死ぬまでの暇潰し
インストール/設定など
以下にまとめました。
https://github.com/aki2o/plsense-direx/blob/master/README-ja.md
その他
- 動作確認したEmacsは、GNU Emacs 24.3.1 (i686-pc-linux-gnu, GTK+ Version 3.4.2) of 2013-08-22 on chindi02, modified by Debian です。
あとがき
わざわざ作る程の必要性ないんじゃないかと思ってたんですが、
実際のファイル構成とは関係無いパッケージ構造で表示/移動できるのは、それなりに便利に感じています。
関数定義に直接ジャンプしながら編集できるのでなかなか良い感じです。
direx.elにgrep機能を付けるプルリクを出してますが、それが取り込まれれば、
メソッド名とかで絞り込めるようになるので、行ったりきたりしやすくなるかと。
ただ、上記リンクに書きましたが、パフォーマンス的に問題あって、それがネックなんだよなぁ。
2014/04/11追記 パフォーマンス問題は解消しました。
Enjoy!!!