pophint.elがpos-tip.elと連携できるようになりました
現在の最新バージョンはpophint.elが0.6.0、pophint-config.elが0.7.0です。
pophint.elについては過去エントリを参照して下さい。
ソース置き場:https://github.com/aki2o/emacs-pophint
pos-tip.elでプロンプト表示
pos-tip.elについての説明は割愛しますが、以下を見て頂ければ一目瞭然かと。
今までプロンプトはミニバッファの位置に表示されていました。
それが以下のようにポップアップ表示できるようになりました。
other-windowでミニバッファに移動できない問題が解決
other-window(C-x o)する際に、各ウィンドウにヒント表示し、
対象のウィンドウに移動できる機能を提供していましたが、
ミニバッファにはヒント表示されないので移動できませんでした。
例えば、find-file(C-x C-f)で表示されたプロンプト入力中に他のウィンドウに移動して、戻ろうとしてもミニバッファに戻れませんでした。
それがpos-tip.elを使うことで可能になりました。
設定
ただ、pos-tip.elを使うと、以下の問題点がありました。
set-mark-command(C-SPC)でヒント表示しリージョン終端としたい箇所に移動できる機能がありますが、
transient-mark-modeが有効になっていても、リージョンがハイライトされない。
ソース切り替えで、ポップアップ表示の処理がちょっともっさりする。
そのため、デフォルトではother-windowの際のみ有効にしています。
これは設定で変更でき、pophint:toggle-use-pos-tipで動的にも切り替えられます。
詳しくは、Wikiを参照して下さい。
Enjoy!!!