pophint.el/pophint-config.elをv0.5にアップデートしました
現在の最新バージョンはともに0.5.0です。
pophint.elについては過去エントリを参照して下さい。
ソース置き場:https://github.com/aki2o/emacs-pophint
変更点
- ウィンドウ移動する時にヒント表示
- 全てのウィンドウをヒント表示対象に
- 検索方向切り替えの無効化
- pophint:hint構造体の仕様変更
ウィンドウ移動する時にヒント表示
e2wm.elを使ってたりして、複数のウィンドウに分割された状態から、
目的のウィンドウに移動する時、直感的な方法が無く(知らないだけかも)、
めんどいなと思っていました。
なので、other-window(C-x o)した時に、3つ以上にウィンドウが分割されていたら、
各ウィンドウにヒント表示して、選択されたウィンドウに移動できるようにしました。
全てのウィンドウをヒント表示対象に
できるようにしました。
今までは、ヒント表示対象のウィンドウは1つだけでした(キー入力で切り替えはできますが)。
しかし、ウィンドウ移動する時にヒント表示するための対処によって、
複数ウィンドウを対象にできるようになったので、
最早、全部のウィンドウに一気にヒント表示すれば良いじゃね?と思いました。
ただ、ヒントが多いと動作が遅くなる場合があったので、
どのヒント表示で有効/無効にするかを設定できるようにしました。
検索方向切り替えの無効化
ヒント数の上限を超える範囲ではヒント表示されないため、
ヒントを表示する方向を切り替えることができるようにしていますが、
私は、現在、この機能をほとんど使うことがありません。
そうなると、ヒント表示時のミニバッファの表示でも、
結構な文字数を占めているので邪魔だなと思うようになり、設定で無効にできるようにしました。
pophint:hint構造体の仕様変更
ユーザの方には関係ないですが、pophint.elのソースを定義したりすると、
pophint:hintという構造体を扱うことがあります。
今回の変更で、複数ウィンドウを扱うためにpophint:hintの属性で
ウィンドウオブジェクトを保持するようにしたんですが、
ヒントが多くなると挙動がおかしくなる場合がありました。
今までは、buffer属性でバッファオブジェクトを保持していたのですが、 それを削除したら、その挙動が改善されたため、buffer属性は削除することにしました。
もし、pophint:hint構造体でbuffer属性を扱うコードを記述している方がいらっしゃいましたら、 お手数ですが、window属性を介してバッファオブジェクトにアクセスするように変更して下さい。
設定方法
これまでにも何回かバージョンアップをしてきて、
機能や設定についての情報が散在するようになってしまいました。
なので、本拡張の機能や設定に関係する事柄は、Wikiにまとめることにしましたので、
今後は、それらの最新の情報はこちらを確認して下さい。
Enjoy!!!